平成30年度行政書士試験の問題56が没問になりましたね…

問題56が結局没問になりましたね。

行政書士試験研究センターへのリンク

この問題は予備校の中でも解答が割れていて、もしかして没問になるかもしれないと予想されていた方も多いのではないでしょうか?

予備校名 解答にした肢
LEC、伊藤塾、東京法経学院 4
TAC、フォーサイト、ユーキャン、クレアール 1
資格の大原 1 or 4
アガルート 5

予備校の解答をみると、1と4が多いですね。
そして、アガルートだけ5です。2と3にした予備校はないんですよね。

行政書士試験研究センターでも問題56については以下のように表現しています。

選択肢1、選択肢4及び選択肢5の表現が的確でないおそれがあり、複数の正答が考えられることが判明いたしました。このため、受験者全員の解答を正解として採点することといたしました。

行政書士試験研究センターでも1、4、5の表現がおかくして複数の正答が考えられる。と言っています。
そうなのであれば、1、4、5の複数解答で良かったのではないでしょうか?

2,3をマークした受験者にも4点をプレゼントするのは、ちょっと太っ腹すぎではないか?と思ってしまいます。

この没問のせいで記述の採点が厳しくなり、記述の採点が甘めであれば合格であった人が不合格になってしまったら、泣くに泣けないと思います。

この没問のせいで記述の採点が厳しくなるかどうかは全くわからないのでなんとも言えないですけどね。

ちなみに平成27年にも没問がありましたが、その年の記述の採点については甘めだったと言われています。

私も記述の採点次第で合格か不合格か決まる身だったので、記述の採点基準がどうなるのか、この時期は特に気になっていました。実際に記述の採点基準を気にしたところで点数が上がるわけでもないので、ひたすら合格発表の時を待つしかありませんでしたが笑